ちひ主婦の日々

30代後半の主婦が家事や旦那の世話や、娘の発達障害との日々を綴っていこうと思います。

小学校入学~登校~行きたくない

娘の小学校入学~今まででの生活についてメモ程度ですが残しておきたいと思います。

 

小学校入学式数日前

まだまだ春休みでしたが、すでに新しいことへの不安が大きくなっていました。

気分の良い時は「もうすぐ1年生♪」なんて可愛いことを言うこともありましたが、

ほとんどは

「私は小学生にはなりたくない」

「小学校へ行かない方法はないのか?」

などの不安を口にする回数のほうが多かったです。

娘の通う小学校は入学式の前々日に小学校の支援学級の先生から呼び出しがあり、体育館や教室を見学します。

しかし、見学だけで卒園式のように予行練習があるわけではないので、

「入学式って何するんだろう?!?!?!」

という不安な気持ちが大きくなってしまったような気もします。

 

入学式当日

旦那も一緒に行ってくれることになり、父親と母親2人いるのだから大丈夫だと思ったようで、初めてが不安な娘にしてはワクワクしながら制服に着替えて小学校まで歩いて行けました。

親と離れ一人で入学式に出席でしたが、泣くことも逃げ出すこともなく式の最中静かに座って参加できました。

 

登校1日目

登校初日は月曜日で持参する荷物が多いので見ていて可哀そうになりました。

これは小学1年生あるあるでしょうが、ランドセルの重み、教科書の重み、持っていく体操服や上履きまで重たく感じているようでした。

でも、「お母さん手伝って」とも言わずに小学校までフラフラしながら歩いて行きました(笑)

小学1年の親は子供が通学路に慣れるまで、しばらくは付き添うかたちで登校なので娘もさほど不安はないようで親離れも初日なのにスムーズでした。

しかし、帰宅後は疲れたのか「私はもう小学校へは行きません!」と叫びました。

どうやらあまり楽しくなかったようです。

これは幼稚園時代も4月は経験していたことなので「またかぁ」くらいで様子をみていました。

 

登校2日目

前日に「行きたくない」と言っていましたが、朝の支度は張り切ってやっていました。

「でも、本当は行きたくないんだけどね」

と文句は何度も言いながらの通学でしたし、クラスについても5分くらい離れるのに時間がかかりました。

「これは5月まで大変かもしれないな」と覚悟をしていた私ですが、娘は帰ってきたらルンルン♪と笑顔でした。

「今日は楽しいことあったの?」と声をかけると

「今日はね!みーちゃん(知っている子)が声をかけてきれて嬉しかったの!」

「初めてグランドのブランコで遊べたの」

「学校って楽しいこともあるね」

嬉しいこと、楽しいことの体験は大切だと改めて実感しました。

 

登校3日目

3日目の朝は

「やっぱり行くのめんどくさいね。お母さんと離れるのが寂しいよ」

と言いながら教室へ行きました。

下校時に迎えに行くとうつむきながら歩いていたので、何かあったのかな?と思いましたが歩きながらは何も訊かずに「桜が綺麗だね」と少し上を向いて歩けるような話題をして帰宅しました。

家に入っても遊び始めることがなかったので

「今日は学校で何かあったの?」

「なんで?」

「なんとなく元気ないような気がするんだけど?」

「ふーん…もうね学校がめんどくさい」

「もう生きているのがつらい…この世からいなくなりたい」

小学1年生でこんな言葉をいうなんて!!と胸が締め付けられるような思いでした。

娘は学校で困ったことがあったのではないか?嫌な思いをしたに違いない!と色々訊きだそうとしましたが、答えることはありませんでした。

これは大変だと焦ってしまいましたが、慣れない環境で疲れているのは体だけではないはずです。

心も緊張の毎日で疲れているのかな?と思い

「疲れているのに学校に行ってきて偉かったね。家では我慢しないで泣いても、大声で叫んでもいいんだよ?泣き声が恥ずかしかったらお布団かぶって泣いてもいいんだよ。」

と言ってみました。すると娘は布団かぶって大号泣。

こんなに辛いんだ…と見ているこっちも辛かったです。

明日からは不登校かもしれないな。

いつかは来ると思っていたから仕方がないな。

支援の先生と相談しながら休みながら娘が行きたい日だけ小学校に通うことにしよう。

病院へ行って診察もしてもらわないとなぁ…。

娘が泣いている間に自分もノートに気持ちや今後の対応などを考えてメモしていました。

すると急に布団から出てきた娘が

「私、学校へは勉強しに行くけど体育館ではもう遊ばないわ」

と言いに来ました。グラウンドで嫌なことがあったようです。

「大丈夫?無理して学校へ行かなくても大丈夫だよ?」

「ううん。体育館で遊ばなければ全然学校へはいくわ」

「教室にいることは平気だもの!」

泣いてすっきりしたのか考えがまとまったのか?

笑顔で話をしてくれて安心しました。

次の日に先生にもグラウンドで何かなかったか尋ねましたが

「休み時間に体育館に行きましたが、元気に遊んでました」

お友達とケンカしたとか嫌がらせをうけたという目立ったことはなかったというお話でした。

支援学級で人数はすくないですが、一人ひとりを先生がすべて把握はできないと思うので見ていないところで嫌なことがあったのかもしれません。

休み時間で遊べて楽しかったがチャイムで終わってしまい気持ちの切り替えがうまくできないから嫌だったのかもしれません。

娘が話してくれないとわからないことだらけですが、3日目以降は何故かすっきりして毎日学校へ通いだしています。

3日目が疲労のピークで辛かったのかもしれません。

泣いたことで何かが吹っ切れたのかな?